山形の、いしい腎泌尿器科クリニック
血尿や頻尿、残尿感や排尿時の痛みなどの症状がみられる膀胱炎は、女性に多い病気です。
腸内細菌などが尿道より膀胱に侵入して、炎症が起こることが原因です。
膀胱炎は、排尿障害や尿路の閉塞といった症状が伴わない、女性にだけ発症する単純性と、基礎疾患や排尿障害を伴い、男性に発症する複雑性とがあります。
尿検査で細菌や白血球の数が多数認められることにより診断することができ、単純性の場合は抗生物質を一週間ほど内服して治療します。
複雑性の場合は抗生物質の内服と、排尿障害の症状がある場合には、その治療も並行しなければなりません。
抗生物質を服用することにより、腸内環境のバランスが乱れて下痢を起こしたり、女性の場合には陰部のかゆみやおりものが増加したりと、様々な副作用がみられることがあるため、注意が必要です。
また、抗生物質を乱用することによって「薬物耐性菌」が増え、感染症などにかかったときに治療が困難になる可能性もあるため、お医者さんの指示に従って、適量を必ず守るようにしましょう。
膀胱炎と思われる症状がみられた場合には、すぐに泌尿器科で適切な治療を受けることが大切です。
山形市桜田西にある、いしい腎泌尿器科クリニックは、2020年5月に開業したばかりの新しい泌尿器科ですが、地域のかかりつけ医として地元の人達から高い支持を得ています。
クリニック内はバリアフリーになっており、車椅子の方でも安心して通院することができます。